« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »

2012年3月

2012年3月28日 (水)

川越へ

明日明後日と川越稽古のため夕方までの舞台をを終えて新幹線で川越へ。

京都を通過するときに寝ていなければいつも見る東寺の五重塔。初めて見たのは中学の修学旅行で京都に来たとき。京都に来たんだって感じで感動したのを覚えています。あと二条城を見たとき。伊達政宗にはまっていた当時、二条城は話に出てきていたので歴史の現場に立ち会った気分でした。あれから何回見ただろうか、感動は薄れぎみですが、なにかリセットさせてもらえる感じです。

川越では、受験生だったとき通っていた図書館のそばにあるラーメン屋楽園が、僕のリセットの場所です。

そうそう、甲子園に高校野球を見に行くのもリラックスの場。今回我が埼玉県勢浦和学院が勝っていて30日に大阪桐蔭とあたるらしい。もちろん埼玉を応援します。これぞ郷土愛。

| | トラックバック (0)

2012年3月26日 (月)

奈良大淀にて子供発表会

24日 奈良、大和猿楽の一座 桧垣本座の発祥の地である大淀町へ行ってきました。毎年、大淀の子供たちに能の稽古をしているのですが、その発表会だったわけです。

今年は特別な思いのある舞台でした。小学生のときから笛の稽古を続けてきた中学3年生の生徒が今年卒業で最後の舞台となりました。受験生にもかかわらず、ほとんど稽古を休まずに来てしっかり稽古についてくる中、第一志望校にも合格し私も大変うれしく、それだけに思いいれも強くなってしまいました。

12_3_24_10971_3

全体としても例年以上に頑張ってくれて、お客様やご父兄にも好評を頂き、本当にうれしかったです。

笛の生徒は高砂、神舞を吹きました。

12_3_24_11471_5 

稽古の段階から、間違えずに吹き切るという子供向けの稽古を早くに越えて、いかに強く吹くか、細かい息の入れ方など、こちらも彼女らの意欲と向上心にこたえるよう一生懸命稽古したつもりです。

当日、本人らも最後と思っていたのか少し緊張していたように見えましたが、信じて後見には座らず。立派に卒業の舞台を勤めあげました。終わってから、これが最後と思うと彼女らになんと言ってあげればよいのかわからずでした。

彼女らの笛の音のように信念をもった大人になってほしいです。

卒業しても、能を、笛を好きでいてほしいです。

 

| | トラックバック (0)

2012年3月17日 (土)

常に人に見られている気持ちで

舞台で夢中になって吹いていると自然と体がゆれ、見栄えが悪いといつも師匠に注意されています。

今日の舞台から、もっといえば日ごろから姿勢を良くして、背骨を意識して笛を構えるようにします。今日はそんな感じで高砂を吹いたのですが、よい調子でした。背筋をのばして腹に力を入れて。

全然関係ありませんが、このレシピ本かなり良いです。

Rimg1333

| | トラックバック (0)

2012年3月16日 (金)

京都へ

ここのところ何かと京都へ行く機会が多くありますが、昨日も京都へ。京都能楽養成会の研究発表会、観世会館へ行ってきました。脇正面後ろのほうからですが、久々に一階の座席から舞台を拝見しました。新鮮でした。

昨日は研究公演と題し、能 楊貴妃を講師の先生方、シテ片山幽雪先生 囃子 杉市和先生 曽和博朗先生 河村大先生と贅沢な番組で無料でみれました。

つくづく気付かされましたが、能の動きは縦の軸がものすごく大切で、微動だにしない胴体にすごい力をみました。役者が舞台に入ってくる所作から、立ち姿から、笛を構える姿勢からも。 それでいてあまり力は入らず、内への強い力、これがすごく勉強になりました。

そして序之舞 やはり最奥義です。

Image

生ホタルイカ こちらも ホタルイカを食すにあたり 最奥義です。

| | トラックバック (0)

2012年3月14日 (水)

英語でレクチャー

今日はお世話になっている山本能楽堂の講座で外国の方々へ英語でレクチャーしてきました。シテ方一人と僕の二人。シテ方の林本氏はme too しか話さないとの事にて、用意してなんとか15分のレクチャーをやりました。英語を話そうとしているのに留学で学んだスペイン語が出てしまう、苦戦しましたが、お客さんの中にスペイン語も英語もできる方がいらっしゃったので助けてもらいながら。

やはり世の中は英語が中心です。勉強しないといけません。

僕たち今の能楽師は650年続いてきた能を、今の人たちに、また世界に向けて発信する使命があるわけで、今日の催しはぼくにとっても大変勉強になりました。

Rimg1210

昨年秋にもらった柿 (写真と本文は関係ありません)

| | トラックバック (0)

2012年3月 8日 (木)

学校公演

音取のあとも続けて学校公演巡業に参加させて頂いていましたが、昨日が最終日、富田林の支援学校にお邪魔しました。
感動したことがありました。
能楽の体験やミニコンサートのあと能羽衣を短い演出で観てもらいました。

キリの最後の部分『かすかになりてあまつみ空の、霞みにまぎれてうせにけり』シテは天上界に帰って行く場面、舞台袖に入って行きます。
そこで、留めの附を吹くためにかまえた時、何人かの生徒さんが、なんと、去っていく天人に手をふってさよならをしているのです。

初めての光景でしたが、生徒さんたちは、この物語を心から感じてくれたのだなぁと、感動しました。

様々な曲がありそのかぎりではないと思いますが、僕らが演能する意味は彼らのように素直に曲を楽しんでもらい感じてもらうこと、それを支援学級の生徒さんに教えてもらいました。

| | トラックバック (0)

2012年3月 6日 (火)

恋之音取

先日、無事なんとか恋之音取を終えました。

もっとこうしたほうがよかったのでは、ああしたほうがよかったと悔いの残るのはいつものことですが、舞台上でも聴き入ってしまう謡と品のあるお姿の観世喜正氏のシテと文蔵先生の引き締まった引いた謡、ほか共演してくださった先生方に助けられ無事に勤められました。ご後援、応援してくださった皆様、皆様のおかげでもあります、誠にありがとうございました。

詰まった息をどう作るか、音になりすぎないよう、おさえて吹くようにするのが音取の本当の難しさ。まだまだ勉強です。

舞台の中に入り吹くのは緊張しましたが、決してここち悪いものではありませんでした。

学校巡業公演に今日まででており、ごあいさつが遅くなり失礼いたしました。

| | トラックバック (0)

2012年3月 3日 (土)

亮之会 

明日、兄弟子 野口亮の舞台20年を記念する 亮之会があります。亮は 難曲 鸚鵡小町 兄弟子 森田徳和は 石橋 私は、清経 恋之音取を初演させていただきます。 体調の関係でしばらく舞台を休んでいました 師匠 野口傳之輔がこの日、舞囃子葵の上で復帰します。

清経 恋之音取、シテ清経を舞台に登場、橋ガカリをわたってくるときに、笛が一管で音取を吹きます。笛方として最大の難曲のひとつです。一管と静寂、清経をうまく舞台に引き出せるか。笛はこの世の世界にはない力を呼び起こすための役割を昔からになっていました。笛本来の役割を与えられたこの舞台、頑張ります。皆様も客席から見守っていただけたらと思います。

| | トラックバック (0)

« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »