奈良大淀にて子供発表会
24日 奈良、大和猿楽の一座 桧垣本座の発祥の地である大淀町へ行ってきました。毎年、大淀の子供たちに能の稽古をしているのですが、その発表会だったわけです。
今年は特別な思いのある舞台でした。小学生のときから笛の稽古を続けてきた中学3年生の生徒が今年卒業で最後の舞台となりました。受験生にもかかわらず、ほとんど稽古を休まずに来てしっかり稽古についてくる中、第一志望校にも合格し私も大変うれしく、それだけに思いいれも強くなってしまいました。
全体としても例年以上に頑張ってくれて、お客様やご父兄にも好評を頂き、本当にうれしかったです。
笛の生徒は高砂、神舞を吹きました。
稽古の段階から、間違えずに吹き切るという子供向けの稽古を早くに越えて、いかに強く吹くか、細かい息の入れ方など、こちらも彼女らの意欲と向上心にこたえるよう一生懸命稽古したつもりです。
当日、本人らも最後と思っていたのか少し緊張していたように見えましたが、信じて後見には座らず。立派に卒業の舞台を勤めあげました。終わってから、これが最後と思うと彼女らになんと言ってあげればよいのかわからずでした。
彼女らの笛の音のように信念をもった大人になってほしいです。
卒業しても、能を、笛を好きでいてほしいです。
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