学校公演
音取のあとも続けて学校公演巡業に参加させて頂いていましたが、昨日が最終日、富田林の支援学校にお邪魔しました。
感動したことがありました。
能楽の体験やミニコンサートのあと能羽衣を短い演出で観てもらいました。
キリの最後の部分『かすかになりてあまつみ空の、霞みにまぎれてうせにけり』シテは天上界に帰って行く場面、舞台袖に入って行きます。
そこで、留めの附を吹くためにかまえた時、何人かの生徒さんが、なんと、去っていく天人に手をふってさよならをしているのです。
初めての光景でしたが、生徒さんたちは、この物語を心から感じてくれたのだなぁと、感動しました。
様々な曲がありそのかぎりではないと思いますが、僕らが演能する意味は彼らのように素直に曲を楽しんでもらい感じてもらうこと、それを支援学級の生徒さんに教えてもらいました。
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