吉野のお箸
奈良 大淀のお稽古の会員様が、品のある差し入れをくださいました。
利休箸 といいます。
以前お稽古で、吉野の特産品についてお話してくださり、そこでこのお箸のことがあがり、持ってきてくださいました。利休箸、茶道をされている方ならばご存じかと思いますが、懐石料理などで使われるお箸で、吉野の杉を使って作られた両端が細くなったお箸です。
利休が茶懐石のために自ら削って用意したともいわれるこの箸は、「橋」でもあるようです。それは片方は人が使いもう片方は神が使う、神と人との橋渡し、との意味も込められているようです。
お箸を頂戴したので作法などについて調べてみました。たくさんいろいろな作法があり、タブーの類もたくさんあります。一度皆さんもお調べになっては。こんなことはいけなかったんだ!なんていうことも発見するかも。
この吉野杉のお箸はとても美しいものです。お客さんを招きたくなるほどです。こんな美しい手仕事は大切に受け継がれてほしいものです。
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